レインボーオート様(千葉県)にてZC33S 無償データ変更

おはようございます。

今日は千葉県にありますレインボーオート様にてZC33Sスイフトスポーツへ無償データ変更を行って頂きましたのでご紹介致します。

 

 

無償データ変更につきましては詳しくはこちらをご覧ください。

ALIENTECH JAPAN 関東service 契約終了のお知らせ

 

こちらの無償データ変更で今回MT STAGE2.5トルクモリモリVerを施工致しました。

 

施工前と施工後にて問題がないかレインボーオート様にて試乗確認を行って頂きました。

 

データ変更前は立ち上がりが重く点火時期も低そうな印象でしたがSTAGE2.5トルクモリモリVerに変更後は立ち上がりから変化を感じシフトアップ直後のブーストの立ち上がりがかなり改善されております。一回り走った感じでは最大ブーストは約1.3kで体感できる程速くなりました。

 

っと感想を頂きました。

 

STAGE2.5トルクモリモリVerですが各サーキットにて非常に皆さん良いタイムを出されているようです。

街乗りでも非常に低速からトルクモリモリで乗りやすく人気のメニューです。

 

施工には下記条件がございます。

NGKレーシングプラグ R2556G-8への変更とHKS SPEC-L同等性能のマフラー交換 (中間パイプ以降要交換 メインパイプ径 Φ50以上)

 

良くご質問頂くのですが施工に条件があるのはZC33Sは非常に排気効率にシビアなエンジンです。

 

ECUがどんな仕様でも合わせてくれるという所もあるようですがALIENTECHさんのデータはその機能はついていますか?っとご連絡頂く事があります。

それは例えばノッキングが発生した場合にセンサーからの信号でECUがノッキングを感知した際に自動的に補正し点火時期を遅角しパワーダウンさせたりします。

また吸入効率が変わった際にもECUが短期的な燃料補正やそれが蓄積され長期的な燃料の学習補正を常に行っています。

その補正値が純正エアクリーナーと社外エアクリーナーではエアフロセンサーをメイン制御に使用している車種の場合エアフロセンサー取付部の径が違う製品や径が同じでも

大幅に効率の上昇する製品ではセンサーが読み取った吸入空気量と実際の吸入空気量に対し差が生まれてしまい学習補正値が大幅に行き過ぎてしまった際にチェックランプ点灯してしまう事もあります。

チェックランプが点灯しない場合でも純正エアクリーナーと社外エアクリーナーでは吸入効率が大きく異なり燃料の学習補正値が大きく変わります。

何故かナローバンドのO2センサーを使用しているZC33Sは大幅に異なる学習補正値のおかげで純正エアクリーナーで合わせたデータですと大幅が空燃比が異なるのでこちらが想定した数値の空燃比で高負荷時にエンジンを回す事が出来ません。これがFK8や一般的に他車で使用されているワイドバンドのO2センサーであれば良いのですが。

ですのでこちらでは全ての社外エアクリーナーをテストしそれぞれ専用のデータを作るのは難しいので純正エアクリーナーを指定しています。

またZc33Sはアクチュエーターを負圧で制御している関係からエアクリーナーに刺さっているホース(中のパイプ径)が非常に重要です。

また中にはエンジンルーム内の熱気を直接吸ってしまい吸入空気温度が異常に上昇してしまうような製品もありますのでご注意下さい。

 

最近のECUは元々からこの学習機能や補正機能が働いている為最近の純正ECUが元々持っている機能です。

 

STAGE2.5はNGKレーシングプラグと吸排気を指定する事でノーマルマフラーでは問題が起きてしまう出力まで基本データを向上させることにより高出力を発揮させておりますし純正エアクリーナーBOXにおけるエアフロセンサーが読み取った吸入空気量に対してベストとなるような空燃比の調整を行っています。

 

ですが社外エアクリーナーBOXの方が効率が良くなり出力が向上する製品も多いです。

そちらをご希望の方はSTAGE2.5トルクモリモリをベースとした現車合わせセッティングを行う事で純正BOXよりも安心して出力を向上させる事が可能です。

 

 

ですのでSTAGE2.5施工ご希望の際は現在の吸排気の仕様をお知らせください。こちらで施工の是非をお調べする事も可能です。

 

現在NGなのは

・リアピースのみ交換マフラー

・中間パイプ 純正改(ストレート加工)

 

上記仕様は施工不可となっております。